会長挨拶

2022-23年度に向けて

箕面ロータリークラブ 第54代会長
芝野 弘三郎


 新型コロナウィルス感染症の蔓延により、この 2 年半の間、食事付き例会の開催もままならず会員間の親睦も充分に行うことができませんでした。2022-23 年度は皆様のご協力のもと、感染症対策を取りつつ食事のある例会をできるだけ多く開きたいと思います。

 さて、RI 会長 Jennifer E. Jones 氏は「IMAGINE ROTARY」をテーマに掲げました。ジョン・レノンの名曲 ” IMAGINE ” はロータリアンに対する行動への呼びかけだと。皆様もご自身で未来のロータリーの理想、奉仕の理想を考えて行動してみてください。ロータリーにおける D 多様性・E 公平さ・I インクルージョンの重要性が強調されていますが、ロータリーの基本的精神である「寛容」のことではないでしょうか。それが会員増強および退会防止にもつながると考えます。宮里唯子ガバナーはテーマ旗に「大阪のロータリー100 周年を祝おう!」を掲げておられます。箕面ロータリークラブの創立例会で共に祝杯を挙げたいと思います。会長方針として 3 つ挙げたいと思います。

1 ロータリーをもっと知ろう
100 年以上に渡って培われたロータリーの仕組みを熟知することにより、ロータリーの精神や活動方法が学べます。更に My Rotary に登録することにより、ラーニングセンター、ショーケース、クラブセントラルなど閲覧し詳しく学ぶことができます。2660 地区のウェブサイトにログインすれば地区が提供する様々な情報も入手できます。また、クラブ運営に欠かせないのはクラブ定款および細則です。この内容をよく理解し実行していくように心がけてください。

2 全員参加の奉仕活動
各委員会に委員長のリーダーシップのもと、全会員が参加できる、新鮮でユニークな活動を期待します。そのためにも各委員会で定期的に懇親会などの集まりを開いてください。そこで提案された案件については定期的に開催されるクラブアセンブリー(協議会)で報告していただき、必要であれば理事会の承認を得てください。

3 楽しい例会作り
会員にとっての心地よさと配慮のある例会。毎週木曜日の夕刻、仕事で疲れた体や心を癒せるような、楽しくくつろげる例会を目指します。幸いにも本クラブは若い会員が増えております。工夫を凝らした、新しい、エキサイティングな例会になるようアイディアを出してください。

 以上、特別難しいことは述べておりません。ロータリーの基本を学び、上手に利用してください。主役は皆様ロータリアンです。この 1 年間は私と木村知也幹事を中心にそのお手伝いが出来れば幸甚に存じます。昨年度は浦会長、山本幹事のご尽力により会員増強、ハイブリッド例会など様々な改革が実現されました。深謝いたします。黄堂会長エレクトに無事引き継げるよう努力する所存です。

 地区補助金事業は「大阪青山大学 学生食堂支援事業」です。コロナ禍による学生本人または生活維持者の収入減等により経済的な苦境にある在学生に対し、食を通じて学生生活の支援を行います。社会奉仕委員会が主体になり全員が参加できる事業にしてください。

 

 寄付目標額は以下の通りです。ご協力いただければ幸いです。
  【ロータリー財団】
  年次基金 US$150・ポリオプラス US$50・恒久基金 US$30
  【米山奨学会】
  一般寄付・特別寄付合わせて 3 万円