会長挨拶

2021-22度に向けて

箕面ロータリークラブ 第53代会長
浦 収


 2019年末から世界を席巻した新型コロナウィルス感染症拡大は、我々の生活を一変させ、この約1年半、我々のロータリークラブの活動も自粛を余儀なくされました。 この文書を記載している2021年6月末時点は、コロナ第4波による緊急事態宣言がようやく明け、ワクチン接種も徐々に進み始めたところではありますが、東京オリンピックを控え、また新型コロナ変異株の脅威も出始めており、未だ全く予断を許さない状況が続いております。 このような状況の中で、53期 箕面ロータリークラブにおいて私が掲げる会長テーマは 「変わらないもの・変えてはいけないもの」です。

 既述のとおり、我々の生活はコロナウィルスにより「新常態(ニュー・ノーマル)」「リモート」「ソーシャル・ディスタンス」などの言葉に象徴されるように、劇的な変化を強いられました。 コロナ禍以前でも、情報通信技術等やAIなどの発達により、その変化の速度は年々速まるばかりです。確かにスマートフォン等の情報通信機器、ソーシャルネットワークの革新的な普及により我々の暮らしは一変し、必要な情報を必要な時に入手でき、利便性は昔に比べ飛躍的に高まりました。ただ、その反面、便利なスマートフォンの画面を通じて我々に飛び込んでくる情報は、政治家への不満や芸能人のゴシップ情報、匿名人による記事に対する心無い批判コメントなどばかりです。これらの情報は確実に我々の心を荒んだ方向に導いているはずです。 我々人間は変化を受け入れ、進歩していかなければならない存在であることは事実です。しかしながら、あまりの変化の速度に、我々は翻弄され、変化に乗り遅れてはいけないというプレッシャーに晒されながら日々を過ごしているのではないでしょうか?

 我々人間には昔から変わらない、変えてはいけない普遍的なものがたくさんあるはずです。そして人生において、消化できる情報は限られています。日々の社会生活で否応なく抜け出すことのできない、情報や変化の渦の中にいる私も含めた会員の皆様には、せめて、箕面ロータリークラブの例会の時間だけは、我々にとって「変わらないもの・変えてはいけないもの」の存在に思いを馳せる時間に充てていただければというのが、私の今期のテーマに込める思いです。リモートは安全でかつ無駄な時間が節約できるとても便利なツールです。しかし、実際に人に会うこととは全く異なります。人は人と面前で対話をするときに顔や言葉だけを追っているのではなく、その人の全身から放つ雰囲気を、視覚以外でも感じながら対話しており、会うことによって生まれる気づき、新たな良好なコミュニケーション、心情の高まり、友好の深まりが必ずあります。これはどんな時代でも変わらないものです。

 私は53代目の会長のバトンを引き継ぎます。52年もの長い歴史を有する箕面ロータリークラブで、当然ながらお目にかかったことのない先代の会長が圧倒的に多い中、私はこれから1年間託されたバトンを未来に託していく責務を負います。今後まだ見ぬ未来の箕面ロータリークラブの会長へバトンを繋いでいくのです。これは我々人間における祖先から子孫へのバトンと同様で、会ったことのない過去の人から、これから未来のまだ会ったことのない人にバトンの糸を紡いでいるのです。その意味で、箕面ロータリークラブそのものが変わらない、変えてはいけない存在なのです。箕面ロータリークラブの歴史を止めてはなりません。受け継いだバトンを、歴史ある箕面ロータリークラブの名に恥じぬよう、この1年間会長としての活動に邁進し、芝野エレクトへとバトンを繋いで参ります。 また、今期は私が比較的今まで得意としてきた会員増強について真剣にこの1年励んでまいりたいと思います。

 未だコロナの恐怖が渦巻く中ではございますが、しっかりと対策を施し、コロナとうまく付き合いながら、いずれ明けるコロナ禍に備え、少しずつ反転攻勢の構えを示していきたいと思います。


 

  • 2021-22年度 国際ロータリー
    会長 シェカール・メータ
    国際ロータリーテーマ 『SERVE TO CHANGE LIVES』
    ~奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために~
     
  • 2021-22度 国際ロータリー 第2660地区
    ガバナー 吉川 秀隆(大阪RC)
    地区重点目標「教育の支援」